[8.6 J2第3節 岡山4-0熊本 カンスタ]

　ファジアーノ岡山が今季最多の4発を沈め、ロアッソ熊本に4-0で勝利した。敗れた熊本は、3戦連続無得点で3連敗。ここ6試合勝ちなし(3分3敗)と苦しい状況が続いている。

　試合が動いたのは後半だった。後半1分、MF臼井仁志の右クロスはPA内で相手DFがクリア。走りこんできたDF竹田忠嗣がこぼれを右足ダイレクトで叩き込み、岡山が先制点を奪った。

　さらに後半25分、左クロスをファーサイドでFWチアゴが頭で落とすと、途中出場したばかりのFW久木田紳吾がオーバーヘッド気味のシュート。2点差にリードを広げた。同28分にはDFストヤノフの左CKにニアサイドでチアゴが頭で合わせて、3点目。3-0と試合を決定付けた。

　そして後半終了間際のロスタイム3分には、ストヤノフが左足でミドルシュートを叩き込んだ。ストヤノフの移籍後初ゴールがダメ押しの4点目となり、そのまま試合は終了。岡山が今季最多の4発で白星を手に入れた。

　試合後、今季2点目のゴールが先制点となった竹田は「初ゴールがアウェーだったので、ホームでも取ってくれといろいろな人から言われていた。ホームで決めることができて良かった」と笑顔で話した。