第26回ユニバーシアード競技大会が8月11日に中国・深センで開幕します。前回大会では3位だった全日本大学選抜ですが、今大会の目標は「優勝」。昨秋のアジア競技大会ではU-21日本代表の一員としてアジアを制したMF山村和也やDF比嘉祐介、GK増田卓也、FW富山貴光らタレント揃いの全日本大学選抜がいよいよ世界に挑みます。ゲキサカでは全日本大学選抜のユニバーシアード代表メンバー全選手のインタビューを掲載します。

　第5回目はMF河井陽介(慶應義塾大4年=藤枝東高)選手です。来季の清水エスパルス加入が内定しているユニバーシアード代表の背番号10。抜群のボールコントロールとゴール前でのアイデアでチームに勝利をもたらします。河井選手の今大会へ向けての意気込みは?

―いよいよ本大会が近づいてきましたが?
「もう顔馴染みのメンバーなので、練習も雰囲気良くできています。直前の練習試合とかも勝って、だいぶ順調にチームとしてまとまってきているんじゃないかなと思います」

―かなりチームの雰囲気が良い?
「キャプテンの政樹(宮阪)が結構しっかりしているので、みんな頼りがちですけど、ムードメイカーもいるし、役割が分かってきて、いい意味で気を使わずにできているんじゃないかなと思います」

―世界相手にどこで勝負がしたいと個人的に思う部分はありますか?
「とりあえずチームが優勝できるようにしたいです。点が取りたいとかも……そんなにはないので。アシストや得点というよりも、とにかく自分はチームが勝てるように頑張るだけです」

―U-22代表の関塚監督も直前合宿には視察に来ていたが?
「山村とかがいるので、この代表も注目されていると思います。それなのでしっかりとチャンスがあるなら、自分も(U-22代表に)行ってみたいと思うし。モチベーションを高く持って頑張りたいと思います」

―今大会の具体的な目標は?
「とにかく優勝です。優勝することで個人的にも評価されると思いますし、優勝しなかったら逆に注目もされないと思うので。とにかく優勝。世界一を獲ってみたいので頑張ります」

(取材・文　片岡涼)

---

▼関連リンク
ユニバーシアード2011特集ページ