第26回ユニバーシアード競技大会が8月11日に中国・深センで開幕します。前回大会では3位だった全日本大学選抜ですが、今大会の目標は「優勝」。昨秋のアジア競技大会ではU-21日本代表の一員としてアジアを制したMF山村和也やDF比嘉祐介、GK増田卓也、FW富山貴光らタレント揃いの全日本大学選抜がいよいよ世界に挑みます。ゲキサカでは全日本大学選抜のユニバーシアード代表メンバー全選手のインタビューを掲載します。

　第12回目はDF比嘉祐介(流通経済大4年=流通経済大柏高)選手です。昨年はU-21日本代表の一員として、11月のアジア競技大会では優勝に大きく貢献。ロンドン五輪アジア予選でも主力選手として活躍をみせています。山村選手とともに前回大会も経験している比嘉選手の今大会へ向けての意気込みとは?

―日本一を目指して臨んだ総理大臣杯は悔しい結果に終わってしまいました。
「大臣杯は最悪でした。大臣杯で負けて3冠は取れないので。後期のリーグ戦で結果を残して。リーグ戦でダントツ優勝したいという気持ちがかなり強くなりました」

―そして迎えるのがユニバーシアード大会ですが、目標は?
「自分は前回大会も行ったのですが、そのときは3位で終わってしまったので。今回は最終学年だし、やっぱり金メダルを持って帰ってきたいというのがありますね」

―個人的に楽しみな部分は?
「ユニバの世界でどれだけ通用するかというのを一番楽しみにしています」

―2年前から自身が成長した部分は?
「最近は攻撃をかなり意識しています。前まではディフェンスばかりでしたけど、最近は1対1とか仕掛けるように攻撃も練習しているので、そこを上手く生かせればいいなと思います」

―どんなプレーをしたいかというイメージは?
「自分はディフェンスなので、まずは守備でしっかり守って。点にも絡めたらいいかなと思っています」

―ユニバ後にはロンドン五輪予選も控えています。
「まずはしっかりユニバで優勝して、アピールして。それからU-22代表に選ばれることが大事なので。きっとユニバで優勝したら、代表にも選んでくれると思うので(笑) 結果を出せば、見てくれると思います」

―U-22代表で痛めた左足首の状態は?
「1ヵ月かかりましたけど、左足首も治ってきて、7月30日の練習からやり始めたばかりです。それまでは全然サッカーもできていなくて、ですが8月1日の試合には30分だけ出してもらえました。大会には間に合わせます!」

―改めて意気込みを。
「絶対に金メダルを持って帰ってきます」

(取材・文　片岡涼)

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