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[ユニバ]DF丸山祐市(明治大)「最低優勝、最高優勝を目指す」

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 第26回ユニバーシアード競技大会が8月11日に中国・深センで開幕します。前回大会では3位だった全日本大学選抜ですが、今大会の目標は「優勝」。昨秋のアジア競技大会ではU-21日本代表の一員としてアジアを制したMF山村和也やDF比嘉祐介、GK増田卓也、FW富山貴光らタレント揃いの全日本大学選抜がいよいよ世界に挑みます。ゲキサカでは全日本大学選抜のユニバーシアード代表メンバー全選手のインタビューを掲載します。

 第16回目はDF丸山祐市(明治大4年=國學院久我山高)選手です。2010年にU-21日本代表のも選出されるなど大ブレイク。左足から繰り出す正確なキックでチームのアクセントとなり、攻守に渡り、その存在感を発揮します。今後はその進路も注目されるほか、ロンドン五輪アジア予選を戦うU-22代表への返り咲きにも期待がかかる選手の一人です。初の国際大会へ臨む丸山選手の今大会へ向けての意気込みとは?

―いよいよ大会が始まるが?
「世界大会というのが初めての経験になるので、自分としてどういうものになるのかは分かりませんが、正直楽しみたいというのがあります。あとは優勝が前提といわれていることには、多少のプレッシャーは感じています」

―初の国際大会で楽しみな部分は?
「色々なチームがいるので、ガーナだったら身体能力だったり。イングランドだったら上手さ、テクニックというのがあると思います。自分はセンターバックとして試合に出ると思うので、色々なFWの選手とできるのが楽しみです」

―試したい部分、挑戦したい部分は?
「攻撃の部分では後ろから起点となれるようにして、チームの流れを崩さないように、たまにはロングボールも出していきたいですね。守備の部分では、フィジカルなどで負けてしまう部分はあると思うので、頭を使って、カバーリングだったり、DFラインのコントロールをしっかりとしたいです。そういう部分で、自分がどれくらいできるかというのを試したいという思いもあります」

―やれるのではないかという手応えは?
「未知数ですけど、大学のなかでは(自分が)そこそこできるタイプだとは思っていますが、現時点の自分のレベルがユニバーシアードで分かるかなと思っています」

―どういう大会にしたいか?
「自分がたくさん吸収して学べることができる大会だと思っていますし、色々な選ばれたくても選ばれない選手もいるので。そういう経験をできることは嬉しいことだと思っています。また、明治に帰っても自分自身が学んできたことを還元していきたいです。そうすることでリーグ優勝もできると思いますし、選手としても今話しているよりかは上手くなっているのではないかなと思います。きっとユニバへ行く中で課題がたくさん出てくると思うので」

―改めて意気込みを。
「2年に1度の大会にせっかく4年生の歳で選ばれたので。周りが2年生から4年生がいて、すごい選手ばかりがいるので。最低優勝、最高優勝という感じで楽しく取り組んで、優勝したいと思います」

(取材・文 片岡涼)
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