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神戸が大久保の2戦連続弾などで横浜FMに完封勝利!!今季2度目の3連勝

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[8.13 J1第21節 神戸2-0横浜FM ホームズ]

 ヴィッセル神戸はFW大久保嘉人の2戦連続弾とMFポポのゴールで横浜FMに2-0で勝利した。今季2度目の3連勝を飾り、ここ5試合で4勝1敗と調子は上向きだ。

 MF松岡亮輔が出場停止の影響で大久保が6戦ぶりの先発に復帰。MFボッティがボランチに入り、大久保が左MFでプレーした。試合は0-0で迎えた前半21分、ボッティが足を痛めて自ら交代を要請。代わって、これが14戦ぶりの出場となるMF三原雅敏が故障明け以来、初めてピッチへ送られた。主力MFの故障で不穏な雰囲気も立ち込めたが、この空気を一蹴したのが絶好調の大久保だった。

 前半34分、中盤でボールを奪ったFW吉田孝行が前線へパスを送る。これをMF朴康造が左クロス。ファーサイドで合わせた大久保が右足ダイレクトで叩き込み、先制点を決めてみせた。「康造さんがあれだけいいボールを入れてくれたので決めるだけだった」と振り返る大久保の2戦連続弾で神戸が先制に成功した。

 後半に入り、1点を奪いにくる横浜FMの猛攻を受けるがGK徳重健太を中心とした守備陣が奮闘。ゴールを与えずに時間は過ぎていった。そして後半43分、MFホジェリーニョが前線へ絶妙なスルーパス。PA内左へ抜け出したポポが右足シュートを決めた。ポポの4戦ぶり今季4点目で試合を決定付けた。そのまま逃げ切った神戸が2-0の完封勝利。今季2度目の3連勝を飾った。

 試合後のテレビインタビューで大久保は「2戦連発もそうだが、自分が得点を取ったことでチームが3連勝をしたのが一番嬉しい」と満面の笑顔を浮かべて話した。今季は失点する試合展開が続いていたが、5月21日の広島戦(1-0)以来、公式戦では実に16試合ぶりの完封勝利。攻守が噛み合い、ここからさらなる連勝を目指していく。

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