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横浜FMは今季初の連敗、2戦連続ノーゴール

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[8.13 J1第21節 神戸2-0横浜FM ホームズ]

 横浜F・マリノスは神戸に0-2で敗れ、今季初の連敗を喫した。前節の柏戦(0-2)で首位に陥落。仕切り直しの一戦といきたいところだったが、勝ち点を手にすることはできず。2戦連続の零封負けとなった。

 先にチャンスをつくったのは横浜FMだった。開始わずか33秒、スルーパスに抜け出したFW渡邉千真がシュートを放ったがクロスバーを叩いた。同8分には渡邉の右クロスにMF兵藤慎剛が頭で合わせたがGKに止められた。1点を奪えずに時間は過ぎた。

 すると前半34分、中盤でボールを奪われるとカウンターからピンチを迎えた。右サイドを押し込まれるとクロスを上げられ、最後はFW大久保嘉人にシュートを決められてしまった。0-1で前半を折り返した。

 後半に入り、なんとかゴールの欲しい横浜FMは攻撃のカードを切る。後半18分にMF中村俊輔と渡邉に代わって、DFキム・クナンと4戦ぶりの出場となるFW小野裕二をピッチへ送った。直後から小野が停滞していた流れを断ち切るかのように、チャンスを演出する。同20分には左サイドからドリブルで仕掛け、シュートを放つがDFにクリアされた。その後も果敢にPA内へ進入していくが、あと一歩の精度を欠いてゴールにはつなげない。

 すると後半43分に痛恨の2失点目を喫した。スルーパスからMFポポに抜け出され、DF中澤佑二がなんとか食らいつくも最後はかわされ、0-2に突き放すシュートを決められた。結局そのまま試合は終了。今季初の連敗となった。

 クラブによると木村和司監督は「この前の柏戦もそうだが、自分たちのミスから失点してしまった。こういうチームに、先に点を取られると苦しくなる」と試合を振り返った。次節の磐田戦でこそ、柏戦からの悪い流れを断ち切り、松田直樹さんに捧げる勝利を手にしたいところだ。

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