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守護神・川口が俊輔のPKストップ&山崎が途中出場で復帰も、磐田は零封負け

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[8.20 J1第22節 横浜FM1-0磐田 日産ス]

 前節の柏戦で6発の快勝を収めていたジュビロ磐田だったが、横浜FMに0-1で敗れた。バセドー病で離脱していたFW山崎亮平が途中出場で復帰したが、1点を奪うことができず。6月18日の鹿島戦(0-2)以来の零封負けを喫した。

 磐田はここまで全21試合に出場しているMF山田大記が出場停止。中盤ではMF船谷圭祐が3戦ぶりの先発出場を果たした。また最終ラインではDF古賀正紘が今季初先発した。

 大勝した前節の勢いをつなげたかったが1点が遠かった。後半4分には柏戦でJ初ゴールを決めたMF山本脩斗がミドルシュートを放つもGKに止められた。後半7分には失点のピンチを迎える。PA内でMF兵藤慎剛をDF那須大亮が倒してしまい、PKを献上。しかしMF中村俊輔が蹴り込んだボールはGK川口能活がビックセーブ。弾いたボールはクロスバーの内側を叩き、枠外へ流れた。

 最大のピンチを凌ぎ、なんとか1点を奪いにかかる。後半21分には甲状腺機能亢進症で戦線を離脱していたU-22代表のFW山崎亮平がFWジウシーニョに代わって、途中出場。奇しくも7月9日の横浜FM戦(1-2)以来、7戦ぶりにピッチに立った。しかし流れを変えることはできず。同39分にFW小野裕二のゴールを決められて、先制を許してしまった。同43分には山本からのパスを受けた山崎がシュートを放つもDFに阻まれた。結局そのまま試合は終了。0-1での敗戦となった。

 試合後、クラブによるとバセドー病を克服して7試合ぶりにピッチへ帰ってきた山崎は「試合に負けたので何とも言えない。チームの勝利のためにさらにやっていきたい」と改めて意気込みを語った。

 また、柳下正明監督は「マリノスがよかったと思う。セカンドボールもルーズボールもほとんどマリノスに拾われ、プレーされていた。やはりこちらの前線の選手の動く量が少ないということもあって、ほとんど何もできなかった」と試合を振り返った。

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