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札幌がジオゴのJ初ゴール&近藤の決勝弾で京都に逆転勝利、4連勝飾る

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[8.21 J2第25節 札幌2-1京都 函館]

 コンサドーレ札幌が京都サンガF.C.に2-1で勝利し、今季最多の4連勝を飾った。先制されたものの、FWジオゴの来日初ゴールで同点に追いつき、MF近藤祐介が逆転ゴール。試合を通じてのシュート数は6本と、相手の17本を大きく下回ったが集中力を切らさずに逃げ切った。

 移籍加入後3戦目の助っ人FW・ジオゴが仕事を果たした。前半13分に失点し、1点を追う展開となった。しかし後半2分、MF内村圭宏とのワンツーからジオゴが中央へ切れ込み、PA外から左足を一閃。ゴール左隅へシュートを突き刺した。ジオゴのJ初ゴールで1-1に追いついた。

 そして後半22分、自陣内右のサイドライン際でMF砂川誠が果敢にボールを奪うと、体制を崩しながらも前線へロングパス。これに抜け出した近藤がドリブルで相手DFを突き放すと、PA内右からGKを正面に左足シュート。2-1に持ち込む逆転弾を決めてみせた。そのまま逃げ切り試合は終了。札幌が4連勝を飾った。

 試合後、移籍後初ゴールを決めたジオゴは「数少ないチャンスをものにして自分がキレイな形で点を取ることができて良かった。1点目も祐介(近藤)が持ち味であるパワーを生かして取れて、今後につながる試合だった」とコメント。「勝ち点3をこの大事な試合で取れて良かった。これからも勝ち点3を取り続けて昇格を果たしたい」と力を込めた。

 一方、京都は試合を通じて主導権を握り続けたが勝利することはできなかった。前半13分にDF森下俊の左クロスからFW伊藤優汰がヘディングシュート。GKに弾かれたが、こぼれを拾ったMF中山博貴が右足を一閃。先制点を奪った。

 その後もFW宮吉拓実を起点に再三チャンスをつくる。前半21分には伊藤のパスに左サイドへ抜け出した宮吉が左クロス。U-18日本代表FW久保裕也がヘディングシュートを放ったがクロスバーを叩いた。結局チャンスを決めきれずに時間が過ぎると、後半に2失点。ここ3戦負けなし(2勝1分)だったが、この日は追い上げることもできずに逆転負けを喫した。

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