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C大阪の清武が負傷交代も、「ぜんぜん大丈夫」

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[8.24 J1第23節 横浜FM2-1C大阪 ニッパ球]

 セレッソ大阪の日本代表MF清武弘嗣が、横浜FM戦で負傷交代した。後半29分、前線へ右足でパスを出した際、踏み込み方がおかしかったのか、軸足側の左膝を痛めて同30分に急遽交代した。

 ただ、試合後は松葉杖を突くこともなく、自分で普通に歩いて取材エリアに現れた。「足はぜんぜん大丈夫です。きょうは点を取りきれなかった。もう一回、しっかりと修正してやりたい」と今後に問題がないことを強調した。

 0-2の後半14分にFW杉本健勇がJ初ゴールで1点を返したが、アシストは清武で、この日も2列目に入って存在感を発揮した。清武が不在となったあとは、C大阪は押し込みながらもバイタルエリアの攻略が出来なかった。クルピ監督も「崩しのプレーができる選手が減ってしまった」と負傷交代を悔やんだ。

 怪我の状態は不明だが、クルピ監督は「あす(25日に)分かるだろう。マルチネス、キム・ボギョンに続いて清武も戦列を離れることになったらゲームを組み立て、フィニッシュまで行く選手がまた減ってしまう」と離脱する可能性も示唆している。9月2日からは日本代表のW杯予選もあるだけに、状態が心配される。25日にはメンバー発表も行われる予定で、名前があるのか注目される。

 清武は10日の韓国戦で“ザックの秘蔵っ子”としてA代表初招集。その試合でアシストもするなどA代表でもゴール前で仕事が出来る選手として期待されている。C大阪も4戦勝ち星なしと不調のため、いずれにせよ、軽傷であることを祈りたい。

(取材・文 近藤安弘)

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