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5戦連続ノーゴールで5連敗中の鳥取が岐阜に3発逆転で40日ぶり勝利

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[8.27 J2第26節 岐阜2-3鳥取 長良川]

 5試合連続無得点で5連敗中だったガイナーレ鳥取が3得点を挙げてFC岐阜に3-2と逆転勝ちし、6試合ぶりの勝ち点3を手にした。最下位の岐阜は前節・水戸戦(2-1)で7試合ぶりの勝利を飾ったが、今季初の連勝はならなかった。

 決勝点を決めたのは途中出場でピッチに入ったFW住田貴彦だ。2-2で迎えた後半22分、FWハメドのスルーパスに抜け出し、右足でゴールに流し込む。境高(鳥取)から09年に大分に入団し、昨年7月から鳥取に期限付き移籍している20歳FWが待望のJ初ゴール。試合後のインタビューでは「興奮していて何も覚えてないけど、チームの勝利に貢献できてうれしい」と、初々しい表情を見せていた。

 2度のビハインドを跳ね返した。前半16分、岐阜FW西川優大に先制点を許す苦しい展開。同29分にハメドの直接FKで追い付いたが、同37分、FW押谷祐樹の2戦連発となるミドルシュートで岐阜が突き放す。それでも、鳥取は下を向くことなく反撃。後半17分、DF丁東浩の右クロスにFW実信憲明が頭で合わせ、再び2-2の同点に追い付いた。

 直後の後半18分、FW梅田直哉に代わって住田を投入。一気に勝ち越しを目指すと、その4分後に住田が期待に応えた。岐阜は後半25分に押谷が2枚目の警告で退場。数的優位に立った鳥取がそのまま逃げ切り、7月18日の草津戦(5-0)以来、40日ぶりとなる白星を飾った。

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