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甲府はハーフナー弾で先制も名古屋に敗れ、残留圏と勝ち点7差に

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[8.28 J1第24節 名古屋4-1甲府 豊田ス]

 16位ヴァンフォーレ甲府はFWハーフナー・マイクの今季11点目で先制するも、その後に4点を沈められ、名古屋に1-4で敗れた。ここ7戦で1勝1分5敗と苦しい状況。さらには残留圏の15位・大宮と勝ち点7差に突き放された。

 立ち上がりは甲府がチャンスをつくった。前半6分、縦パスに抜け出したハーフナーがシュートを放つがGKに止められた。しかし同9分、MF山本英臣のパスにDFラインの裏に抜け出したハーフナーがGKを前に冷静に左足シュート。得点ランク2位タイとなる今季11点目で先制に成功した。

 しかし前半32分、34分と立て続けに失点を喫し、逆転される。すると前半終了間際のロスタイム5分、ボールとは関係のない自陣内PA外でFWケネディの挑発に乗ったDFダニエルが頭突きをしてしまった。これで一発退場。甲府は数的不利な戦いを強いられた。与えたFKをMF藤本淳吾に直接沈められ、1-3。一気に2点差に離されて前半を折り返した。

 クラブによるとハーフタイムには佐久間悟監督から「前半のスコアを受け入れてしっかり戦おう。注意深く守備をして、1点を取りに行こう」と話しがあったが、退場者も出して崩れた流れを取り戻すことはできず。

 後半15分にはFW片桐淳至のパスをPA内左で受けたMFパウリーニョがシュートを狙うも相手GKと交錯。1点が奪えない。逆に同24分にはカウンターから4失点目を喫した。終了間際の43分にはインターセプトからチャンスをつくり、ハーフナーがPA内右からシュートを放つが枠を外れた。そのまま試合は終了。1-4での敗戦となった。

[写真]前半9分、FWハーフナー・マイクのゴールで先制した甲府だったが…

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