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[予選]「松田選手が取らせてくれた」劇的同点弾の松本山雅、PK戦制し全国へ:長野

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 第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会の本大会出場権を懸けた第16回長野県サッカー選手権大会決勝が28日、松本平広域公園総合球技場アルウィンで行われ、松本山雅FCとAC長野パルセイロが対戦し、1-1で突入したPK戦の末、9-8で松本山雅が勝利。4年連続6回目の本大会出場を決めた松本山雅は9月3日の天皇杯1回戦で福井代表の丸岡フェニックスと対戦する。

 信州のライバル決戦は0-0で延長戦へ突入。その延長後半1分、長野パルセイロがMF浦島貴大(前・MIOびわこ草津)のゴールで先制する。だが、松本山雅はロスタイムにFW片山真人(前・水戸ホーリーホック)が同点ゴール。決着が委ねられたPK戦では9人目が外した長野パルセイロに対して9人全員が成功した松本山雅が頂点に立った。読売新聞地方版によると、劇的な同点ゴールを決めた片山は「相手のバックパスに対するキーパーの動きを見て、ボールがこぼれてくると思った」と笑顔で振り返り、「(4日に亡くなった)松田(直樹)選手のあきらめない気持ちが浸透した結果。松田選手が取らせてくれた」と喜んだという。

【長野】
[決勝](28日)
松本山雅FC1-1(PK9-8)AC長野パルセイロ
※松本山雅は4年連続6回目の本大会出場

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