第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会兵庫県予選を兼ねた第14回兵庫県サッカー選手権大会の決勝が28日、三木総合防災公園陸上競技場で行われ、三洋電機洲本が関西学院大に3-2で勝利。93年以来2回目の本大会出場を決めた三洋電機洲本は9月4日の天皇杯1回戦で奈良クラブ(奈良)と対戦する。

　神戸新聞によると、三洋電機洲本は前半14分、MF稲垣侑也(前・関西大)が直接FKを決めて先制。同31分にはMF村上歩夢(前・神戸国際大)が追加点を決めた。

　関学大は後半6分に東京ヴェルディでJデビューを果たしているMF梶川諒太(4年=関西学院高)のゴールで1点を返したが、三洋電機洲本は後半12分にもMF沈大紀(前・阪南大)が直接FKをたたき込み再び2点差。関学大は23分にFW三ノ宮健介(3年=G大阪ユース)のゴールで追い上げたが、あと1点及ばなかった。

【兵庫】
[決勝](28日)
三洋電機洲本3-2関西学院大
※三洋電機洲本は93年以来2回目の本大会出場