なでしこジャパンのロンドン五輪出場が決まった。ロンドン五輪アジア最終予選の第4戦が中国・済南で行われ、日本女子代表は北朝鮮と対戦し、1-1ドロー。3勝1分の勝ち点10に伸ばすと、その後行われた試合で中国がオーストラリアに0-1で敗れたため、11日の最終戦を残して日本の2位以内が確定した。

　日本女子代表の五輪出場は3大会連続4度目。6月の女子W杯ドイツ大会で初の世界一に輝いたなでしこジャパンが“世界大会連覇”という大きな夢に向かって、まずはアジアを突破した。日本は11日の最終戦で地元の中国と対戦。有終の美を飾り、アジアチャンピオンとして来年の本大会へ弾みを付けたい。

　最終戦を残して日本が勝ち点10で首位。2位は勝ち点8の北朝鮮、3位は同6のオーストラリア、4位は同5の中国と続いている。五輪出場権を獲得できるのは上位2チーム。日本の2位以内が確定し、残る1枠を北朝鮮、オーストラリア、中国が争う形となった。11日の最終戦で日本は中国、北朝鮮はタイ、オーストラリアは韓国とそれぞれ対戦する。

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[写真]日本対北朝鮮。後半37分、オウンゴールで先制し喜ぶ

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