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神戸は柏に力負け、ホームで2戦連続4失点

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[9.17 J1第26節 神戸0-4柏 神戸ユ]

 前節で3試合ぶりの勝利を果たしたヴィッセル神戸だったが、その勢いを持続させることはできず、柏に0-4で大敗した。ホームではG大阪戦(0-4)に続いて、2戦連続4失点の敗戦。前半は0-1で凌いでいたものの1点が奪えず、後半に3失点を喫すると今季最多タイの4失点となってしまった。

 神戸は右SBでDF石櫃洋祐が2試合ぶりの先発復帰。左SBには前節の川崎F戦でJデビューを果たしたDF林佳祐が入った。前半4分に早くも失点し、試合は始まった。左サイドのスローインから最後はFW工藤壮人に決められてしまう。なんとか1点を返そうと、ここまで7戦7得点と好調のFW吉田孝行が積極的に攻め込むがゴールが遠い。前半30分には右CKからつないで、最後は吉田がPA外正面からシュートを放つが、枠を外れた。0-1で前半を折り返した。

 後半から立て直したいところだったが、後半13分に2失点目。0-2に突き放される。なんとか流れを変えようと、後半16分に林と吉田に代えてDF相馬崇人とMFボッティを投入。同時に2枚の交代カードを切った。出場直後には、8試合ぶりの出場となった相馬が左サイドでボールを奪うと、自ら切れ込み、シュートを放った。しかし、これはクロスバー上方へ外れる。結局ゴールが奪えずに時間が過ぎると後半29分、32分に2失点。終わってみれば0-4の大敗となった。

 試合後のテレビインタビューで和田昌裕監督は「相手の勢いに押されたかなという印象」と試合を振り返り、「前半、失点したあとはコントロールできていた。ただ後半の入りで少し怖がったというか自分たちのミスから自滅してしまった」と敗戦を悔やんでいた。

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