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東京Vが圧巻の7発!!阿部の得点ランクトップタイ弾などで横浜FCを粉砕

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[9.18 J2第28節 東京V7-2横浜FC 国立]

 東京ヴェルディが今季最多の7発で横浜FCに7-2の快勝を収めた。昇格争いへ生き残るためにも勝ち点3の欲しい一戦で圧勝を飾ると、3位鳥栖と勝ち点7差の7位へ順位を上げた。

 圧巻のゴールラッシュだ。前半5分、MF河野広貴が右サイドからドリブル突破。PA内左へ走り込んだMF菊岡拓朗がラストパスを受けると右足ダイレクトでシュートを決め、先制点を奪った。さらに同26分にはMFマラニョンと河野で崩しにかかると、河野のシュートがDFに弾かれる。こぼれを拾った森がグラウンダーのシュート。これがゴールネットへ吸い込まれ、2点差にリードを広げた。同43分にはPA外左寄りの位置からのFKを鮮やかに菊岡が沈める。相手GKも動けない直接FKを決めて、3-0で前半を折り返した。

 後半に入っても東京Vの勢いは止まらない。後半3分、マラニョンの右クロスからファーサイドのDF中谷勇介がシュート。一度はGK関憲太郎に止められるが、わずかに手を離れたところを中谷が詰めて、4-0とダメ押しのゴールを奪った。

 その後はチーム内得点王のFW阿部拓馬が立て続けに2得点。まずは後半13分にカウンターから抜け出して、最後はDF朴台洪と競り合いながらもシュートを決めた。同20分にはスルーパスに左サイドを抜け出したマラニョンがクロス。ファーサイドの阿部が右足ですくうようにシュートを決めた。さらに同33分には河野が自らシュートを決めて、7-0と大量得点を奪った。

 後半34分にはMF高地系治にゴールを決められ、同40分には中央からドリブル突破を許すと、最後はFWフランサに右足アウトサイドにかけた鮮やかなゴールを許し、失点。2失点を喫したものの、7-2の大勝となった。

 阿部が得点ランクタイとなる今季12点目を決めるなど活躍をみせて、昇格争いへつながる勝ち点3を上乗せした。試合後のテレビインタビューで阿部は「これからもどんどん点を取って、チームに貢献できるように頑張っていきたい」と力を込めた。

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