[9.18 J2第28節 熊本2-0鳥取 熊本]

　ロアッソ熊本がFW大迫希のJ初ゴールとFWソン・イニョンの3戦ぶりのゴールでガイナーレ鳥取に2-0で勝利し、5戦ぶりの勝ち点3を手に入れた。対する鳥取は4試合ぶりの無得点で零封負け。3戦勝ちなし(1分2敗)となってしまった。

　前半11分、MF吉井孝輔のパスを受けたMF武富孝介が左サイドの大迫へ横パス。これを受けた大迫がシュートを決めた。「コースは空いていたので、そこを狙って打つだけだったので。落ち着いて打てたと思います」と振り返る大迫のゴールで熊本が先制に成功した。

　さらに前半40分には、鳥取のDF丁東浩のバックパスを奪ったソン・イニョンがドリブル突破。PA外左からグラウンダーのシュートを沈めて、2点差にリードを広げた。そのまま逃げ切った熊本が2-0の勝利を収めた。

　試合後のテレビインタビューでソン・イニョンは「(パスカットしたのが)韓国人の選手だったので心が痛んだ」と話しながらも「いつもチームを愛してくださってありがとうございます!次もゴールを決められるように頑張ります」とサポーターへ向けて力を込めた。