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移籍後初先発の相馬が先制アシストも…神戸は逆転負けで連敗

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[9.23 J1第27節 名古屋3-1神戸 瑞穂陸]

 ヴィッセル神戸は開始4分に先制しながら1-3の逆転負けで2連敗を喫した。前節・柏戦(0-4)に途中出場し、右太腿裏肉離れから8試合ぶりに復帰したDF相馬崇人が移籍後初先発。積極的なオーバーラップで先制点をアシストしたが、勝利には結び付かなかった。

 先制したのは神戸だった。前半4分、左サイドでMF三原雅俊からパスを受けた相馬が縦に仕掛ける。DF田中マルクス闘莉王を振り切ると、ファーサイドへピンポイントのクロス。これをMF朴康造がダイビングヘッドでゴールにねじ込み、リードを奪った。

 前半10分に追い付かれたが、前半は神戸ペースで試合を進めた。FWポポが出場停止のため、MFボッティが中盤に入り、FW大久保嘉人が前節までの左MFから2トップの一角にポジションを上げた。前半27分には高い位置でボールを奪ったボッティのスルーパスに反応した大久保が決定機を迎える。しかし、GKの股間を狙ったシュートはGK楢崎正剛がセーブ。同32分、ボッティの直接FKも楢崎の好守に阻まれた。

 高い位置からの積極的な守備で名古屋を苦しめていた神戸だが、後半は徐々に運動量が落ちた。後半16分には相馬がMF藤本淳吾にかわされ、鮮やかなミドル弾を叩き込まれ、逆転を許す。後半26分、この日が20歳の誕生日のFW有田光希を投入。同39分にはプロデビューとなる2年目のFW三島康平をピッチに送り込むなど2トップを入れ替え、同点ゴールを目指したが、同41分に決定的な3失点目を喫し、万事休した。

[写真]前半4分にMF朴康造(左)のゴールで先制した神戸だったが…

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