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指揮官の采配的中!!富山が平野&苔口のゴールで逆転勝利

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[10.1 J2第30節 大分1-2富山 大銀ド]

 カターレ富山大分トリニータに先制点を奪われるも、途中出場のFW平野甲斐とFW苔口卓也のゴールで2-1の逆転勝利を収めた。ここ2試合では1分1敗と勝ちがなかったが3試合ぶりの白星を手に入れた。

 試合が動いたのは後半だった。後半12分に大分が先制点を奪った。FW永芳卓磨のパスに右サイドへ抜け出したMF三平和司が中央へ折り返す。これを受けたFW西弘則が右足でシュートを決めた。その後はスコアは動かずに時間は進んだ。

 富山は流れを変えようと後半27分にMF西野誠とMF木本敬介に代えて、平野と苔口を投入。この采配が的中した。まずは出場から7分後の後半34分、ロングボールから左サイドへ抜け出した平野がドリブルで中央へ切れ込み、PA外から右足を一閃。ボールはゴールネット右へ吸い込まれ、1-1の同点に追いついた。

 さらに終了間際のロスタイム2分には相手のミスからカウンター。途中出場のMF舩津徹也からのパスにゴール正面へ抜け出したのが苔口だった。PA内でフリーでボールを受けると、GKを正面に冷静にシュートを決めた。苔口の今季4点目が決勝点となり、富山が2-1の勝利。待望の3戦ぶりの白星を手に入れた。

 試合後のテレビインタビューで決勝点を決めた苔口は「これまで僕はチームに迷惑をかけていたので、ゴールシーンではいいボールが来たので絶対に決めようと思いました」と安堵の表情を浮かべていた。

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