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清水はボスナー弾で先制も、退場者を出して1-1ドロー

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[10.15 J1第29節 神戸1-1清水 ホームズ]

 清水エスパルスはDFボスナーのゴールで先制するも、神戸に同点に追いつかれ、1-1で引き分けた。後半32分にMFカルフィン・ヨン・ア・ピンが2枚目の警告を受けて退場。数的不利のなかで左サイドを崩されて、失点を喫した。

 試合後のテレビインタビューでアフシン・ゴトビ監督は「先制点を取るまでは良かったが、カルフィンが冷静さを失ってしまい、退場したことがゲームの結果に響いてしまった」とドローに終わった結果を悔やんだ。

 MFアレックスを出場停止で欠く清水だったが、8日の天皇杯2回戦・岐阜セカンド戦(2-0)に途中出場し、故障から復帰したFW高原直泰がリーグ戦6試合ぶりに先発出場。また、MFフレドリック・ユングベリは故障の影響でメンバー外。岐阜セカンド戦でプロ初出場で初ゴールを決めたMF竹内涼がリーグ戦初先発を果たした。

 前半20分、U-22日本代表候補に選出されたFW高木俊幸が左サイドからスピードに乗ったドリブルで中央へ切れ込む。最後は自らシュートを放つも、ポスト左へ外れた。同42分にはMF小野伸二がFKを直接狙うも、これはクロスバーを叩く。0-0で前半を折り返した。

 試合が動いたのは後半だった。後半10分、小野の右CKにゴール左のボスナーが頭で合わせた。相手選手3枚が周りにいるなかで、上手く抜け出し、ヘディングシュート。先制点を奪った。この1点を守りきりたいところだったが後半32分、カルフィンがファウルに加え、暴言で2枚の警告を受けて退場。10人での戦いを強いられた清水は、同35分に高原に代えて、DF村松大輔を投入した。

 そして後半40分、左サイドから押し込まれると、最後はMF森岡亮太にシュートを決められ、同点に追いつかれた。終了間際のロスタイム1分には小野に代えて、FW鍋田亜人夢を投入。しかし勝ち越しゴールは奪えず。1-1で引き分けた。

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