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湘南が3発快勝、栃木は8戦未勝利に

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[10.15 J2第31節 栃木0-3湘南 栃木グ]

 J2・6位の栃木SC対10位・湘南ベルマーレ戦は湘南が3-0で快勝。栃木は8戦未勝利でJ1昇格圏内3位の鳥栖との勝ち点差7を縮めることができなかった。

 試合は前半21分、MFアジエルの右クロスをMF坂本紘司が鮮やかな左足ボレーで合わせて湘南が先制。湘南はさらに30分にもゴール前のこぼれ球を坂本が押し込んで2-0とすると、35分には敵陣でのインターセプトからMFハン・グギョンが持ち込み、最後はFW高山薫が右足で決めて勝敗の行方を大きく傾けた。

 最近6試合でわずか1得点に終わっている栃木はMF水沼宏太の右足シュートが鋭くゴールを襲うが湘南GK西部洋平の好守に阻まれ、右クロスからCB渡部博文が放った決定的なヘディングシュートもGKの正面を突いてしまう。FWサビアやFW廣瀬浩二投入も実らず再び無得点で勝利を逃した栃木。湘南公式サイトによると昇格の夢が遠のく敗戦を喫した栃木の松田浩監督は「大変残念な結果でした。天皇杯を1試合挟み、仕切り直しということで、天皇杯でもひとつ勝てたことでチームの雰囲気もすごく良かったし、立ち上がりも良くて勝てそうな雰囲気というのはあったが、こういう結果になって非常に残念です」

 一方、2得点で勝利に貢献した湘南の坂本は「前回の対戦の時に連敗のきっかけになるような試合が栃木戦(6月12日、0-2)だったし、僕自身あの試合は情けないプレーをしてしまったということがずっと心に残っていました。そういう相手をしっかり倒して前に進んでいきたいという気持ちが強かった。あのゲームから気持ちを立て直してやってきたつもりだったし、今日は結果を残せてよかったと思う。より上を目指したいという意欲が湧いてきたゲームだったと思います」と喜んでいた。

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