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西川ロスタイムV弾!岐阜が4-3の撃ち合い制す

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[10.15 J2第31節 岐阜4-3横浜FC 長良川]

 最下位のFC岐阜横浜FCとの撃ち合いを劇的な逆転勝ちで制した。

 スコアは試合終盤に激しく動いた。1-2とリードされた横浜FCが後半35分にFW難波宏明のゴールで追いつくと、さらに38分には交代出場のFWフランサのラストパスをFWカイオが左足で決めて逆転に成功する。

 わずか4分間での連続失点で試合をひっくり返された岐阜。それでも最下位に沈んでいるチームが雨中で意地を見せる。後半41分、MF染矢一樹が自ら獲得したPKを右足で決めて再び同点。そして後半ロスタイム、岐阜は右クロスのこぼれ球に反応したFW西川優大が右足シュートをねじ込んでホームのサポーターに歓喜をもたらした。

 岐阜はJデビュー戦となったGK川浪吾郎が3失点を喫しながらも好守も見せ、最後は劇的な決勝弾によって逆転勝ち。岐阜は3-2で勝った7月3日の京都戦を最後にホーム戦では2分5敗と白星がなかった。そして10日の天皇杯・北九州戦もホームで0-1敗戦。ホームでの勝利から見放されてきたが、その屈辱をついに止めた。試合後のインタビューで岐阜の西川は「しっかり勝ってサポーターと(喜びを)共有できるのはうれしい。これからも続ける」と勝利をかみ締め、継続することを誓っていた。

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