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鳥栖が早坂2発&豊田の今季15点目で勝利し、2位キープ

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[10.19 J2第6節 富山0-3鳥栖 富山]

 2位サガン鳥栖カターレ富山に3-0で勝利し、勝ち点を56に伸ばすと2位の座をキープした。MF早坂良太の2得点でリードを奪うと、終了間際には得点ランキングでトップに立つFW豊田陽平が2戦連続ゴール。今季15点目を決めて、試合を決定付けた。

 3連勝中の鳥栖の勢いは、この日も止まらなかった。まずは前半8分、DF呂成海からのロングパスを相手陣内右サイドでMF池田圭が頭で落とし、最後は早坂が強烈な左足シュートを決めて、先制に成功。さらに前半終了間際の43分には早くも追加点を決める。MF藤田直之の右クロスをPA内の豊田が粘り、最後はゴール左に詰めていた早坂が押し込んだ。2-0で前半を折り返した。

 後半に入っても鳥栖は攻撃の手を緩めない。豊田らを中心に果敢に攻めにかかると、後半29分には富山のDF池端陽介が2枚目の警告を受けて退場。数的有利な状況となった。10人の相手を前に幾度もチャンスをつくると、終了間際のロスタイム3分には豊田が試合を決定付ける3点目。右サイドからドリブル突破を仕掛けると、PA内へ切れ込み右足シュート。3-0で試合は終了し、鳥栖は4連勝で11試合負けなし(9勝2分)となった。

 試合後のテレビインタビューで2得点を決めた早坂は「少し間が空いてしまったが、ようやく点を取ることができて良かった」と笑顔。得点ランクのトップをキープした豊田は「きょうは何もしていなかったので、何かしたいなと思っていた。最後に決めることができて良かった」と終了間際のゴールを喜んだ。

 今後は、F東京、千葉と上位チームとの連戦となるが尹晶煥監督は「相手は非常にいいチームですが私たちもいいチームになってきている。負けることを恐れずに1試合1試合戦っていきたい」と意気込んだ。

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