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栃木が水沼弾で熊本下し、9試合ぶりの白星獲得

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[10.19 J2第6節 熊本0-1栃木 熊本]

 ここ8試合勝ちのない(3分5敗)、6位栃木SCはMF水沼宏太が決めたゴールを守り切り、ロアッソ熊本に1-0で勝利した。実に9試合ぶりの白星獲得。昇格圏の3位・札幌とは勝ち点7差の6位をキープした。

 前半9分、値千金のゴールが生まれた。GK武田博行からのボールを相手陣内でMF高木和正が頭で落とし、拾った水沼がドリブルで駆け上がる。DF2枚の間へ切れ込むと、冷静に右足シュート。先制点を決めてみせた。

 その後も栃木は追加点を奪おうと奮闘。前半13分には、中央から波状攻撃で相手ゴールへ襲い掛かった。水沼、FW崔根植とつなぎ、最後はPA内右からFW河原和寿がシュート。しかし、枠を外れた。前半を1-0で折り返した。

 後半に入っても攻撃の手を緩めない。後半立ち上がりには、左サイドを押し込まれると熊本のMF武富孝介にポスト直撃のシュートを許すが、なんとか無失点のままに試合を進める。後半21分には、水沼の右クロスから、8試合ぶりのゴールを狙うエースFWリカルド・ロボがシュートを放つも、クロスバー上方へ外れた。追加点こそならなかったが、序盤に奪った1点を守りきっての勝利。栃木が待望の勝ち点3を手に入れた。今季も残るは8試合。J1昇格へ向けて、この9試合ぶりの勝利をきっかけにしたいところだ。

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