beacon

大迫弾で熊本が連勝、鳥取は8度目の“挑戦”も初の連勝ならず

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.26 J2第7節 鳥取0-1熊本 とりスタ]

 ロアッソ熊本ガイナーレ鳥取に1-0で競り勝ち、今季4度目の2連勝を飾った。9月25日の栃木戦(1-0)以来、6試合ぶり今季3点目が値千金の決勝点になったMF大迫希は試合後のインタビューで「攻め切って勝ったことは自信になる。次、3連勝してサポーターと喜びを分かち合いたい」と、今季初の3連勝が懸かる次節30日の札幌戦へ早くも視線を向けていた。

 序盤はこう着した展開が続いた。熊本は前半19分、約30mの距離からMF原田拓が直接FKを狙うが、GKの正面。鳥取も同21分、FWハメドが強烈な左足ミドルを放つが、ゴール左へ外れた。前半35分には鳥取に決定機が訪れる。DF鈴木伸貴の左クロスのこぼれ球をPA内からMF服部年宏が左足でシュート。しかし、これはGK南雄太の好守に阻まれ、前半は0-0で折り返した。

 試合が動いたのは後半8分。後方からのロングフィードを肩でトラップした大迫が素早く反転して前を向く。右45度、ゴールまでは約25mの距離があったが、迷わず右足を振り抜くと、ミドルシュートは美しい軌道を描いてGKの頭上を越え、ゴールネットに吸い込まれた。

 先制を許した鳥取も反撃に出るが、後半11分のFW実信憲明の右足ミドルはGK南が好セーブ。1点が奪えず、0-1の零封負けを喫し、8度目の“挑戦”でまたしてもJ2昇格後初となる連勝はならなかった。

TOP