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カズ、19年連続ゴールはお預けに

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[10.26 J2第7節 草津1-1横浜FC 正田スタ]

 横浜FCの元日本代表FWカズこと三浦知良のJリーグ19年連続ゴールはまたもお預けとなった。今季15回目の先発出場(出場25試合目)を果たしたカズは前半6分、右クロスに鋭く反応すると決定的なヘディングシュート。だがこれがゴール左へ外れるとその後は決定機に絡むことができないまま後半23分に途中交代した。

 日刊スポーツweb版によるとカズは「あれはあれでしょうがないけど、入れたかったね」と残念がった。93年のJ初年度から続けている連続ゴール記録更新のチャンスはあと6試合だけ。ただ次節は昨年ゴールを決めている岡山戦で、最終節には同じく昨年ゴールを決めている富山戦を残している。大記録が更新されるか注目だ。

 試合は横浜FCが試合終了直前の同点ゴールで連敗を4で止めた。前半3分にザスパ草津MF熊林親吾に先制FKを決められた横浜FCは後半、交代出場のMF野崎陽介のスルーパスからFWカイオが決定的なシュートを放ち、その後もMF高地系治らがゴールへ迫る。そして後半42分、高地の右CKにファーサイドから飛び込んだカイオが右足ダイレクトで合わせて同点ゴール。5試合ぶりの勝ち点を獲得した横浜FCは次節、カズの今季初ゴールとともに、リーグ戦11試合ぶりとなる白星を目指す。

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