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磐田が2トップ連弾で3発快勝!!日本代表・前田が2発&U-22代表・山崎もゴール

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[11.3 J1第31節 浦和0-3磐田 埼玉]

 ジュビロ磐田が日本代表FW前田遼一の2得点とU-22日本代表FW山崎亮平のゴールで浦和に3-0で勝利した。ここ3試合勝利のなかった磐田にとっては、9月24日の新潟戦(1-0)以来、4戦ぶりの白星獲得となった。

 今月1日に発表されたW杯アジア3次予選・タジキスタン戦(11日、ドゥシャンベ)、北朝鮮戦(15日、平壌)を戦う日本代表に、6月のキリン杯以来の復帰を果たした前田の自身での“祝砲弾”が先制点となった。前半12分、DF駒野友一の左CKに合わせ、ヘディングシュート。一瞬でDFの前へ出てのシュートが決まり、磐田が先制に成功した。そして後半9分には、山崎がさすがの個人技で追加点。ロングボールがMF山田大記に当たると、これを拾った山崎が中央からドリブルで仕掛けた。最後はPA内でGK加藤順大との1対1を冷静に決めて、2-0と差を広げた。

 そして後半22分には「ここに出して欲しいというところにピンポイントに入れてくれたので、ヤマ(山崎)のお陰です」と前田が振り返ったように、山崎のアシストから前田がダメ押し弾。サイドから仕掛けた山崎の右クロスにファーサイドでフリーの前田がダイビングヘッドで合わせた。怪我で8月のリーグ戦全5試合を欠場したために8月10日のキリンチャレンジ杯・韓国戦、9月2日のW杯アジア3次予選・北朝鮮戦など最近の代表戦5試合に離れていた。しかしJリーグで好調をアピール。待望の代表復帰となったストライカーが久しぶりの代表戦へ弾みをつける2得点を決めた。このゴールを守り切り、磐田が3-0の完勝を飾った。

 2得点を決め、今季の得点数を13点に伸ばした前田は「代表でも結果を残せるように頑張ってきたいと思う」とコメント。今季残り3試合のリーグ戦については「残り試合全てで勝つつもりで頑張ります」と力を込めた。また試合後のインタビューで柳下正明監督は「立ち上がりから集中していたし、自分たちからアクションを起こせたのが良かった」と勝利を喜んでいた。

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