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15位・浦和はホームで3失点完敗、降格圏16位・甲府とは変わらず勝ち点2差

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[11.3 J1第31節 浦和0-3磐田 埼玉]

 15位浦和レッズはホームで磐田に0-3の完敗を喫した。この日に行われた試合で勝ち点2差で降格圏に沈む16位・甲府が黒星を喫していたため、勝ち点を上積みすれば突き放すチャンスだったが、その差を広げることはできず。痛い敗戦となった。

 10月29日のナビスコ杯決勝は延長戦の末、鹿島に惜敗。120分間を戦った試合からの疲労もあってか、なかなかチャンスをつくれなかった。決勝で退場処分を受けたMF山田直輝に加え、MF鈴木啓太も累積警告による出場停止。この日はアンカーにMF小島秀仁が入り、右にMF梅崎司、左にMF柏木陽介、2列目は右からMF高橋峻希、MF原口元気。1トップをFWエスクデロ・セルヒオが務めた。

 ホームで先制点を奪いたい浦和だったが、前半12分にまさかの失点。DF駒野友一の右CKからFW前田遼一にシュートを決められた。なんとか1点を返そうと、前半21分には梅崎のFKにニアサイドのDF濱田水輝が頭で合わせたがシュートは枠を捉えることはできない。同43分には後方からのパスに左サイドへ抜け出したエスクデロが反転してシュートを放つ。しかしポスト左へ外れた。前半を0-1で折り返した。

 後半8分、カウンターからチャンスを演出。原口が自ら持ち込みシュートを放つが駒野にクリアされ、1点が奪えない。すると同8分、FW山崎亮平に持ち込まれ、シュートを決められて2点差に突き放された。なんとかゴールを奪おうと後半21分にはエスクデロに代えて、FWデスポトビッチを投入。ゴールを目指す。しかし、直後の同22分に3失点目。左サイドから押し込まれると最後は濱田の裏へ前田に走りこまれ、シュートを決められた。結局0-3の完敗。無得点のまま試合は終了した。

 今季も残るは3試合となり、16位・甲府との勝ち点差は2差のまま。代表戦を挟むため、次節の仙台戦(19日)まで約2週間が空くが、その前の16日には天皇杯3回戦の東京V戦が控えている。勝利を手にしてリーグ戦へ弾みをつけたい。

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