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[選手権予選]徳島商の5連覇か、それとも徳島市立の10年ぶりVか:徳島

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 第90回全国高校サッカー選手権徳島県大会は5日、徳島市球技場で準決勝が行われ、徳島市立と徳島商が13日の決勝へ進出した。

 01年度以来10年ぶりの全国選手権出場を狙う徳島市立は準決勝で池田と対戦。シュート23本を浴びせて2-0で勝った。読売新聞地方版によると、雨でぬれたピッチを嫌って、前線へのパス、サイド攻撃を中心に池田ゴールに攻め込んだ徳島市立は前半25分、DF河野からのパスを受けたFW武田が右足で先制ゴールを決める。さらに後半5分にはFW山口の浮き球パスにDF真杉が頭で合わせて勝利した。今夏の全国高校総体に続く全国進出へ王手を懸けた徳島市立の酒巻主将は「全国での勝利を目指して練習を重ねてきた。徳島商には絶対に負けない」。

 また徳島商は濃霧で後半開始が21分間遅れた一戦で徳島北に3-1で勝った。前半14分にMF藤井のゴールで先制すると、23分には藤井のパスからエースFW寺西が左足で決めて2点差。34分に徳島北FW井形に追撃ゴールを許したものの、徳島商は後半13分にFW甘利のドリブル突破からDF松井が加点して突き放した。5年連続40回目の全国大会出場へあと1勝とした徳島商の寺西は「徳島市立は激しく蹴りこんでくるだろうが、自分たちのパスサッカーをすれば勝てる。5年連続優勝を決めたい」と闘志を燃やしたという。

【徳島】
[準決勝]
徳島市立2-0池田
徳島商3-1徳島北

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