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[選手権予選]6連覇狙う香川西、初V懸けた高松中央と決勝:香川

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 第90回全国高校サッカー選手権香川県大会は5日、丸亀市の県立丸亀競技場で準決勝を行い、香川西と高松中央が決勝へ進出した。決勝は12日に同会場で開催される。

 6連覇を目指す香川西は準決勝で7年ぶりの全国大会出場を狙う尽誠学園と対戦。四国新聞によると、前半3分に先制された香川西だが、17分に藤原のパスからFW近藤が決めて同点に追いつく。さらに39分には右CKのこぼれ球をMF金沢が決めて勝ち越し。その後も2点を加えた香川西が4-1で逆転勝ちした。香川西の大浦恭敬監督は「ハプニングの1点できつい試合になったが、前半のうちに逆転できたことが大きい。県内で先行される展開はめったにないので、そのまま進んでいたら焦りも出ていたかも。攻撃はうちの今までとは違う」と語ったという。

 高松中央は初の決勝進出を懸けて高松工と対戦。前半23分に左CKから高松工の鎌田に先制ゴールを奪われた高松中央だったが、後半5分に村尾のヘディングシュートで同点に追いつく。そして1-1で突入したPK戦でGK河田が相手の2人目と4人目をストップする大活躍。4-2で制した高松中央が全国大会初出場へあと1勝としている。高松中央の関栄二監督は「守りで粘れたのが勝因。準々決勝の高松商戦も含めてミラクルが続いている。選手たちが本当によくやってくれた」と喜んだ。昨年の県大会では8強を前に姿を消している高松中央。一気に初優勝を勝ち取るか。

【香川】
[準決勝]
香川西4-1尽誠学園
高松中央1-1(PK4-2)高松工


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