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[選手権予選]岡山決勝は夏の王者・玉野光南と雪辱誓う作陽の対戦に

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 第90回全国高校サッカー選手権岡山県大会は6日、美作市の美作ラグビーサッカー場で準決勝が行われ、玉野光南と作陽が13日の決勝(kankoスタジアム)へ進出した。玉野光南が優勝すれば7年ぶり7回目、作陽が優勝すれば7年連続20回目となる。

 今夏の全国高校総体に出場した玉野光南は準決勝で東岡山工と対戦した。山陽新聞によると、前半“4トップ”の攻撃的な布陣でハイプレッシャーをかけた玉野光南は15分、FW石本のヘディングシュートで先制。さらに24分、29分にも得点を加える。この後1点差にまで迫られた玉野光南だったが、終盤に突き放して5-2で勝った。GK小林は「1試合通じて安定して戦えるよう修正し、必ず勝つ」と優勝を誓った。

 一方、プリンスリーグ中国1部で首位を走る作陽は岡山学芸館に2-1で競り勝った。相手の粘り強いプレスと雨でぬれたピッチに苦戦した作陽だが前半35分、DF森脇のCKをDF米原が頭で押し込み先制。後半20分にはCKのこぼれ球を拾ったMF山本直が「狙い通り」とノーマークのFW松本啓へつなぎ、2-0と突き放した。この後1点差とされたものの2-1で勝った作陽の野村監督は「決勝を前に、しびれる展開のいいゲームを経験できた」。またMF高瀬主将は玉野光南との決勝へ向けて「県総体では光南に敗れた。次は絶対に負けられない」と延長戦の末、1-2で敗れた高校総体予選の雪辱勝利を誓った。

【岡山】
[準決勝]
玉野光南5-2東岡山工
作陽2-1岡山学芸館


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