第90回全国高校サッカー選手権群馬県大会は6日、県営サッカー・ラグビー場で準決勝を行い、前橋育英と桐生一が決勝へ進出した。

　8月に急死した元日本代表DF松田直樹さんの母校・前橋育英は準決勝で常盤と対戦。前半32分にMF松井聖也(3年)のゴールで先制すると、39分には2年生FW外山凌が加点する。後半にもMF白石智之の3戦連発ゴールとDF李正洙(ともに3年)のゴールで加点した前橋育英が4-0で快勝した。「マツさんと共に!」と先輩へ送る決意のメッセージを書き込んだTシャツをベンチに掲げるチームは、6連覇へあと1勝としている。

　またアルビレックス新潟加入内定のU-17W杯日本代表FW鈴木武蔵擁する桐生一は新島学園に2-0で勝利。前橋育英が勝てば6年連続17回目、桐生一が勝てば初優勝となる決勝は13日、県営サッカー・ラグビー場で開催される。

【群馬】
[準決勝]
前橋育英4-0常盤
新島学園0-2桐生一

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