beacon

来季J1復帰のF東京は最終節で勝利飾れず、札幌に敗れる

このエントリーをはてなブックマークに追加
[12.3 J2第38節 札幌2-1F東京 札幌ド]

 すでにJ2優勝を決めているFC東京は最終節で3位・札幌と対戦し、1-2で競り負けた。札幌にとってはJ1昇格をかけて落とせない一戦だったこともあり、気迫に押されて前半で2点を先取される展開となった。最後に王者の意地をみせ、1点を返すが追いつくことはできず。公式戦7戦ぶりの黒星を喫した。

 序盤からFWルーカスが積極的にシュートを放っていった。しかしミドルシュートはGK李昊乗に止められる。1点が奪えないまま時間が過ぎた。すると前半40分に先制点を奪われ、さらには前半終了間際のロスタイム2分に2失点目。左サイドをFW近藤祐介に押し込まれると、日本代表MF今野泰幸も突き放されてクロスを許す。最後はFW内村圭宏にシュートを決められた。0-2で前半を折り返した。

 後半は立ち上がりから2枚の交代カードを切る。MF田邉草民とFW坂田大輔に代えて、MF石川直宏とFWロベルト・セザーを投入。石川の右CKからチャンスをつくるが、なかなか得点を決めることはできない。

 しかし後半35分、MF羽生直剛のパスにセザーが右サイドへ抜け出す。PA内右でDFをかわしてシュートを放つも、GKにクリアされる。しかしこぼれをゴール正面で拾ったMF谷澤達也がPA内へ走りこみながら右足シュート。意地の1点を返した。そのまま1-2で試合は終了した。

 すでにJ2優勝を決め、来季のJ1復帰を果たしていたF東京だったが、有終の美を飾ることはできず。10月26日の大分戦(1-2)以来となる公式戦7戦ぶりの黒星を喫して、今季のリーグ戦を終えた。

TOP