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2年連続得点王のケネディ、昨季を上回る19得点にも「複雑な思い」

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[12.3 J1第34節 新潟0-1名古屋 東北電ス]

 名古屋グランパスのFWケネディが2年連続の得点王に輝いた。1年間で積み上げたゴール数は19。昨季は17得点でFW前田遼一(磐田)と並んで栄冠を分け合う形となったが、自己得点記録を更新し、得点ランキング2位のFWハーフナー・マイク(甲府)に2点差を付け、初の単独受賞となった。

 昨季は自らの得点王とチームのリーグ初制覇の2冠を達成した。今季はチームが連覇を逃し、「今は複雑な思いでいっぱい。個人的な部分では得点王になったが、リーグ戦で優勝できなかったことにガッカリしている」と悔しさを隠せなかった。

 それでも、積み上げてきた得点数の価値が下がることはない。「得点王になれたことは素直にうれしい」。来日から2年半。77試合で42得点を量産してきた194cmのエースは来季、Jリーグ史上初となる3年連続得点王とチームの王者奪回を目指す。

(取材・文 西山紘平)

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