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[MOM587]野洲MF大本祐槻(新3年)_“野洲ナンバー1”のドリブルで違い生む

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.30 ミズノカップIN高知 愛媛ユース2-3野洲 野市]

 鮮やかな勝ち越しゴールを決めたMF大本祐槻(新3年)のポテンシャルについて野洲の山本佳司監督は「アイツはもっとやりますよ!」とさらなる爆発を期待していた。

「ドリブルは野洲の中でも一番になれるようにしたい」と誓うMFが華麗なゴールを決めたのは後半開始直後。左サイドでボールを持った大本はくさびに降りてきたFW関口悠太朗(新3年)とのワンツーでPAへ飛び込むと、DFを鮮やかにかわして右足シュートをゴールへ流し込んだ。

 立ち上がりと比べて、ドリブルとショートパスで切り崩す野洲のサッカーに相手が対応してきていることを肌で感じ取っていた。だからこそ「より速い仕掛けで崩そうと思っていた」という大木。その言葉通り、じわりじわりとゴールへ近づくと、寸時のギアチェンジから相手に間を与えずにゴールを陥れた。

「スペースへの速いドリブルとスピードには自信がある。相手を置き去りにするドリブルと細かいテクニックを見て欲しい。1対1の局面では負けたくない」と誓う大木。“技巧派軍団ナンバー1”のドリブルで全国のライバルたちを突破する。 

(取材・文 吉田太郎)
ミズノカップIN高知2012特設ページ
 

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