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[MOM588]桃山学院MF民部亜斗武(新3年)_セスクのように攻めて、走って勝利を

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.30 ミズノカップIN高知 桃山学院2-2香川西 野市]

 2点差を追いついてのドロー。桃山学院の堀佳津之監督は攻撃の柱としてチームを引っ張ったMF民部亜斗武主将(新3年)をマン・オブ・ザ・マッチに指名した。民部は0-2の前半25分、右サイドのスペースへ飛び出して追撃ゴールをアシスト。前を向いた時のドリブルとシュート、スルーパスなど攻撃力だけでなく、運動量でも輝いた。

「前線で捌いたり、落ちて行ったり、運動量、そしてスルーパスが持ち味だと思います」と自己分析する民部。縦へのドリブルは十分にキレがあり、チームにチャンスをもたらしていた。ただサイドだけでなく中央へ切れ込むなどドリブルのバリエーションを増やすこと、またこの日決定機でミスしたように決めるべきところで決める存在となることが課題となっている。この日の後半、桃山学院は再三のビッグチャンスを活かせずに勝利をすることができなかった。激戦区・大阪を突破して勝利するためには修正しないといけない課題。民部は「もっと得点源になってゴールを目指していかないといけない」と誓った。

 憧れの選手はバルセロナのMFセスク・ファブレガス。「長い距離を走りながらラストパスを出したりゴールに絡むところがいい」という目標のように攻めて、動いて勝利をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
ミズノカップIN高知2012特設ページ

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