[3.21 J1第3節 大分 0-0 新潟 九石ド]

　アルビレックス新潟が、暫定ながらクラブ史上初の首位に立った。昨季4戦戦って1勝もできなかった大分トリニータとのアウェー戦は、前半7分にMFマルシオ・リシャルデスがポスト直撃のFKを放つなどゴールに近づくも無得点でスコアレスドロー。だが、2勝1分とした新潟は、この日試合のなかった首位・ガンバ大阪を上回り、暫定ながらも首位に浮上した。
　過去2試合で6得点をマークしていた攻撃陣はこの日不発に終わり、3連勝とはならなかった。それでも、日刊スポーツweb版によると、日本代表FW矢野貴章は「勝ち点3を取りたかったが、今までなら最後に点を取られて負けていた。アウェーで勝ち点1を持って帰れるのはよかった」と前向きだったという。

(文　吉田太郎)