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[ACL]レアンドロが3戦6発!G大阪は3連勝

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[4.8 ACL第3節 G大阪5-0スリウィジャヤ 万博]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は8日、グループリーグの第3節を行い、F組のガンバ大阪はホームでスリウィジャヤ(インドネシア)と対戦し、FWレアンドロの2得点などで5-0で大勝した。レアンドロはACL3戦連発の計6ゴール。チームも3戦全勝で首位をがっちり守った。

 G大阪は4日の広島戦(2-2)から先発4人を入れ替えた。GK藤ヶ谷陽介、DFパク・ドンヒョク、DF安田理大、MF寺田紳一がベンチスタートとなり、代わってGK松代直樹、DF中澤聡太、DF下平匠、MF佐々木勇人が先発した。

 システムは4-4-2で、GK松代、4バックは右から橋本英郎、中澤、山口智、下平。中盤は遠藤保仁と明神智和のダブルボランチで、右に佐々木、左にルーカスが入り、チョ・ジェジンとレアンドロが2トップを組んだ。

 試合は立ち上がりからG大阪が猛攻を仕掛けた。前半25分、ルーカスのパスからレアンドロが左足で強烈なシュート。同34分にも遠藤の縦パスを受けたレアンドロが鋭い反転からゴールを狙った。シュートはいずれもGKの正面に飛び、一方的に押し込みながらなかなか先制点を奪えなかったが、前半終了間際に“ACL男”が本領を発揮した。

 前半40分、中盤の細かいパス回しから佐々木がフワリと浮かしたボールをゴール前に送ると、レアンドロがタイミングよく走り込んで最終ラインの裏を取り、右足ダイレクトボレーでゴールネットに突き刺した。4分後にはチョ・ジェジンとのワンツーで左サイドを抜け出したルーカスのクロスに再びレアンドロが頭で合わせ、2-0。試合の流れ通り、G大阪が2点のリードを奪って前半を折り返した。

 西野朗監督はハーフタイムにチョと明神を下げ、FW播戸竜二、FW山崎雅人を投入。中盤をダイヤモンド型に変更し、遠藤の1ボランチ、右に佐々木、左にルーカス、トップ下にレアンドロを置き、播戸と山崎の2トップという攻撃的布陣にシフト。2点リードにも満足せず、貪欲に追加点を狙った。

 その執念がゴールに結びつく。後半4分、レアンドロのスルーパスが、慌ててクリアしようとしたDFのオウンゴールを誘い、3-0。その2分後にも遠藤の左FKを山口が頭で叩き込み、4点目を奪った。

 後半22分には、途中出場の安田がダメ押しの5ゴール目。“超攻撃姿勢”で最後までゴールを狙ったアジア王者が5-0の圧勝で、グループリーグ3連勝を飾った。

(文 西山紘平)

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