[4.8 ACL第3節 G大阪5-0スリウィジャヤ 万博]

　AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は8日、グループリーグの第3節を行い、F組のガンバ大阪はホームでスリウィジャヤ(インドネシア)と対戦し、FWレアンドロの2得点などで5-0で大勝した。レアンドロはACL3戦連発の計6ゴール。チームもACL3戦全勝で首位をがっちり守った。
以下、試合直後の監督、選手コメント

●西野朗監督
「少しのんびりしたスタートになったが、点が入ったことで流動的になった。全体的に余裕がありすぎる中でテンポが出ないゲームだった」
―一方的な試合展開だったが、点を取れる確信はあった?
「そういう展開になるとは予測していた。Jリーグでも少しスロースタートなところがあって、最初からペースを上げて入ろうと話していたが、あまりにも余裕があって、ひとりひとりが持ち過ぎて、相手のポジションを崩すことができなかった」
―3連勝となったが?
「1、2戦が苦しかった試合で、少し格下のスリウィジャヤということで、そこへのアプローチが少し甘かったかなと。3連勝という結果に関しては、勝ち上がることが大事なので、選手もいろいろトライできたところもあるし、しっかり結果を出せたのはよかったと思う」
―次は2週間後にアウェーでスリウィジャヤと再戦だが?
「きょうのようにはいかない。コンディションが違う。気温が35度ぐらいで、湿度も高い。過酷なコンディションで、そこに順応することが大事。戦術的なことよりフィジカル的なことが大事。厳しい試合になると思う」

●MF遠藤保仁
「勝ち点3が取れたし、もうちょっと点が入ってもいいかなとは思うけど、次につながる試合ができたと思う」
―3連勝となったが?
「3試合で勝ち点9取れているのはいいこと。ただ、まだ半分が終わったところだし、気を引き締めて次の試合に臨みたい」
―セットプレーから山口選手のゴールをアシストしたが?
「相手は背の高い選手がいなかったから、いいところにボールをければと思っていた。セットプレーから取れるのはいいこと」
―次はアウェーでスリウィジャヤと再戦だが?
「アウェーで気候とか大変だと思うけど、きょうのようなゲームをして、勝ち点3を取って帰ってきたい」

●DF山口智
「完勝みたいに見えるけど、まだまだやらないと。まだ何も決まっていないし、次に向けてという感じ」
―セットプレーからゴールを決めたが?
「こういう相手にはセットプレーが有効だと思っていた。他にもチャンスがあったし、決めたのより、決められなかった方が頭に残っている」
―3連勝となったが?
「まだまだやらないと。ここで満足しているチームじゃない。ひとつひとつ結果を出していくことで次が見えてくると思う。1位突破はアドバンテージがあるし、そういうことを頭に入れてやりたい」

(文　西山紘平)