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[ACL]川崎Fvsセントラルコースト 試合後の選手コメント

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[4.21 ACL第4節 川崎F2-1セントラルコースト 等々力]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は21日、グループリーグ第4節を行い、等々力陸上競技場ではH組で首位に立つ川崎フロンターレがセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)と対戦。川崎Fは後半1分、FWジュニーニョのゴールで先制すると、後半14分に追いつかれたが、後半36分に途中出場のFWレナチーニョが決勝点を決め、2-1で競り勝った。

<川崎F>
●FWジュニーニョ
「ACLではこういう試合になる。どの相手も球際は激しく来る。チームとしてはイライラしないで、落ち着いていつものプレーをしていこうと話していた」
―GKのはじいたボールを押し込んだが?
「ああいうシーンになったら、ヘディングを打つか、こぼれ球を狙うか、どちらか。監督からも雨が降って濡れているからボールがどこに転がるか分からないと言っていた。後半になると、体が温まって前半よりいい動きができると思っている」
―後半途中からは左サイドに移っていたが?
「DFが強いチームは中を崩すのは難しい。サイドから攻撃するために外に流れた」
―もう1試合の結果次第でグループリーグ突破が決まるが?
「まだ残り2試合あるし、現時点で次のステージにいけるとは決まっていない。今の形を続けて練習していきたい」

●FWレナチーニョ
―ゴールの場面は?
「厳しい試合になってきたと感じていたが、必ず一瞬でも相手の集中が欠けるときが来ると思っていた。相手のDFの集中が切れた一瞬に飛び込めたと思う。こういう大会はどの試合も難しくなる。ホームで勝つことが重要だし、アウェーでは自分たちにできることを最大限やって、いい結果をつかめればいい」
―途中出場が続いているが?
「自分にできることを最大限やりたいと思っている。また先発で出るためにも結果を出さないといけないし、監督もチャンスをくれているので、その期待に応えたいと思っている」
―3月の天津戦でもヘディングでゴールを決めたが?
「監督、コーチ、ジュニーニョからもヘディングをもう少しうまくなってほしいと言われていた。練習の結果としてヘディングでゴールできているのではないかと思う」
―今なら利き足は頭と答える?
「まだ足の方を選びたい(笑)」
―Jリーグでは得点がないのにACLでは3点目だが?
「Jリーグでも点を取りたいと思っているけど、なかなかゴールにならない。どちらの大会でもゴールできるように頑張りたい」

●FW鄭大世
―もう1試合の結果次第でグループリーグ突破が決まるが?
「結果がどうなろうと、残り試合を負けたら意味ない。俺らに消化試合はない」

●MF中村憲剛
「こっちは中2日の連戦で、向こうはシーズンオフに入ってしっかり準備してきた。アウェーで5-0だったし、どれだけの気持ちで来るかと思っていたが、やっぱり球際もハードで、同じチームだけど、前回とは全然違った。自分たちはボールを回して勝機を狙いたかったけど、セットプレーで2点取って勝ち切れたのはよかった。前回も5-0で勝ったとはいえ、それほど差はなかった」
―もう1試合の結果次第ではグループリーグ突破が決まるが?
「正直、そのことは考えず、ホームでしっかり勝ち点3を取ることだけを考えていた。結果はあとから付いてくるものだし、次のアウェーの天津戦(5月5日)にしっかり勝つことを考えたい。今、1位だし、それを守るのが大事。決勝トーナメント1回戦がホームかアウェーかでは全然違う」

●DF寺田周平
「苦しい展開だったけど、こういう試合をセットプレーで2点取って勝ったのはでかい。1失点したけど、なんとか勝ち越せたのはひとつのステップだと思う」
―代表の経験も生きた?
「ACLが2回目という方が大きい。予選を通過するだけでなく、上に行くためには1位通過したい。残り2試合に勝ってしっかり1位通過したい。1位で通過することが大事」

(取材・文 西山紘平)
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