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[ACL]川崎Fの決勝T進出決定、憲剛「1位を守るのが大事」

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[4.21 ACL第4節 川崎F2-1セントラルコースト 等々力]

 川崎フロンターレの決勝トーナメント進出が決定した。ホームでセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)に2-1で競り勝ち、3勝1分で勝ち点は10に。2時間後にキックオフされたH組もう1試合の天津泰達(中国)vs浦項スティーラーズ(韓国)戦が0-0の引き分けに終わったため、川崎Fの2位以内が確定。ベスト8に進出した07年大会に続いてグループリーグ突破が決まった。

 試合終了時点ではまだ2位以内は確定していなかったが、選手は他会場の行方を気にするそぶりも見せなかった。「そのことは考えず、ホームでしっかり勝ち点3を取ることだけを考えていた」とMF中村憲剛。決勝トーナメント進出が決まると言っても、1位突破が決まるわけではない。グループリーグ1位チームと2位チームが対戦する6月24日の決勝トーナメント1回戦は1位チームのホームで一発勝負で行われる。中村は「今、1位だし、それを守るのが大事。決勝トーナメント1回戦がホームかアウェーかでは全然違う」と力説していた。

 DF寺田周平は「予選を通過するだけでなく、上に行くためには1位通過したい。残り2試合に勝ってしっかり1位通過したい」と言った。グループリーグ突破はあくまでも通過点。5月5日のアウェー天津戦、同19日のホーム浦項戦も勝って、堂々と1位で決勝トーナメントに臨むつもりだ。

<写真>雨の中、2-1で競り勝ち決勝トーナメント進出を決めた川崎Fイレブン

(取材・文 西山紘平)

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