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広島が"ドロー沼"脱出、第3GK中林が3戦連続完封

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[5.5 J1第10節 広島2-0F東京 広島ビ]

 サンフレッチェ広島が“ドロー沼”から抜け出した。4試合連続引き分け中だったが、この日は前半22分にMFミキッチの右クロスをMF高萩洋次郎が頭で合わせて先制点。後半29分にはFW佐藤寿人が追加点を決め、快勝した。これで7戦負けなし(2勝5分)。4連続ドローにもプラスの意味が出てきた。

 華麗なパスサッカーが代名詞の広島は攻撃面がクローズアップされやすいが、これで3試合連続の無失点と最近は堅守も光る。特にGK下田崇、GK佐藤昭大という第1、2GKが負傷離脱中ながら、最近4試合正GKを任されているGK中林洋次の好守が目立っている。

 スポーツニッポンによると、23歳の“守護神”は「僕は必死にやるだけ。GKにとってゼロは評価されることだし、これを今後も続けていきたい」と充実感を漂わせた。

 一方、FC東京は今季初の無得点。前節の大宮戦(3-2)はMF石川直宏がハットトリックと気を吐いたが、この日はゴールが遠く、城福浩監督は「1点も取れずに負けたのは非常に残念」と無念の表情だった。

(文 西山紘平)

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