beacon

遠藤が中田英寿と並ぶ代表77キャップ達成。「記録をどんどん伸ばしたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

Text alert@長居

遠藤保仁(ガンバ大阪)が国際Aマッチ通算77試合出場を達成し、中田英寿と並んだ。

「たくさんの試合で使ってもらっていますし、これからも続けていって(記録を)抜かせたらいい。代表でこれだけの試合に出られるのは自分だけの力ではない。周りの人に感謝したい。でもこれからが大切。キャップ数をどんどん伸ばしたい」と、どん欲に語った。

00年シドニー五輪ではバックアップメンバーに甘んじ、06年W杯ドイツ大会ではフィールド選手でただ一人出場機会がなかった。オシムジャパンから先発の座に定着し始め、岡田ジャパンでは完全に中心選手となっている。スタートが決して順風満帆だったわけではないだけに、中田と並んだのは感慨深い様子だ。

この日のチリとの試合では今まで以上に連動性のある動きを見せつつ、全体のバランスも崩さない、完ぺきに近い内容を演出。52分には右CKから阿部勇樹の3点目をアシストした。「あれでダメを押せたと思う。きょうはリズム良くできた。みんなの意思統一ができていることが一番」と、口調もなめらかだった。

<写真>日本MF遠藤
(取材・文・矢内由美子)

TOP