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ベルギーに拍子抜け?俊輔「手応えは強い相手とやらないと…」

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[5.31 キリン杯 日本4-0ベルギー 国立]

 股関節に違和感を抱えるMF中村俊輔(セルティック)は前半45分間の出場でピッチを退いた。「前半が終わって(監督から)“もういいよ”と言われたし、俺もいろんな感触はつかめたから、その方がいいかなと」と説明。「一番大事なのはウズベキスタン戦」と、6月6日のW杯アジア最終予選に向けて無理はしなかった。

 気になる股関節の状態については「今は終わったばっかなんで。アイシングはしているけど」と言葉を濁したが、「向こう(ウズベキスタン)に行って最初は落としながらになると思う」と大一番に向け慎重な調整が続きそうだ。

 2試合連続の4-0快勝にも気を緩めなかった。「手応えは強い相手とやったときしか分からない。きょうは感覚を合わせる感じだった」と冷静に振り返る表情は、ベストメンバーから程遠く、プレッシャーも甘かったベルギーに拍子抜けしたと言わんばかりだった。

<写真>日本MF中村俊
(取材・文 西山紘平)

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