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流経大が無敗ターン、中大・鈴木が早くも10発:関東大学1部

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 JR東日本カップ 第83回関東大学サッカーリーグ1部は3日、前期最終節を行った。
 昨年優勝の流通経済大と同2位の国士舘大との一戦は流経大が快勝した。流経大は前半27分、左サイドのMF宇賀神友弥(4年=浦和ユース)のクロスをファーサイドのDF石川大徳(4年=流通経済大柏高)が頭で押し込み先制。41分にはMF金久保順(4念=水戸短大附高)がドリブルシュートを決めて2-0とした。後半にも1点を加えた流経大は後半途中からペースアップした国士舘大に決定的なシュートも放たれたがGK林彰洋(4年=流通経済大柏高)がストップするなど無失点で3-0で勝った。流経大は9勝2分で無敗ターン。2位・明治大に勝ち点8の大差をつけている。

 前節まで2位の慶應義塾大は最下位・東海大に痛い星を落とした。同じ昇格組の東海大と対戦した慶大はエース・MF中町公祐(4年=高崎高)の出場停止が影響してか、前半に東海大MF出田慎(4年=東海大二高)とFW伊藤和基(4年=東海大浦安高)にゴールを奪われ0-2。後半15分にMF中川靖章主将(4年=静岡高)がPKを決め1点差に詰めたが1-2で敗れた。
 代わって2位に上がったのが明治大だ。専修大と対戦した明大は後半18分、相手オウンゴールで勝ち越し。相手に倍以上のシュート17本を打たれたが逃げ切り2-1で勝った。
 4位の中央大は得点ランキング首位のFW鈴木寛一(4年=浦和東高)が早くも10ゴールの大台に乗せる2発を決めるなど、インカレ決勝の再戦となった筑波大戦を3-0で快勝。5位の早稲田大はFW松井亮大(2年=東海大五高)の決勝ゴールで神奈川大に2-1で逆転勝ちした。駒澤大はMF山中淳樹(4年=総和高)の4ゴールなど法政大に7発を浴びせて7-1で勝っている。
 前期は流経大が大量リードを奪って首位独走。後期は9月5日に開幕する。

【関東1部】
[第11節]
法政大 1-7 駒澤大
[法]米田賢生(22分=補・阿部拓馬)
[駒]山中淳樹4(36分、54分=補・棗佑喜、63分、85分)、笠井雄太2(39分=補・四方田翔平、89分=補・山崎紘吉)、棗佑喜(68分=補・四方田翔平)

明治大 2-1 専修大
[明]田中恵太(25分=補・小林裕紀)、オウンゴール(63分)
[専]小幡純平(36分=補・神村奨)

慶應義塾大 1-2 東海大
[慶]中川靖章(60分=PK)
[東]出田慎(5分)、伊藤和基(28分=補・坂本勇太)

流通経済大 3-0 国士舘大
[流]石川大徳(27分=補・宇賀神友弥)、 金久保順(41分)、柳明基(60分=補・比嘉祐介)

神奈川大 1-2 早稲田大
[神]三平和司(35分=PK)
[早]小川諒(55分=補・野田明弘)、 松井亮大(75分=補・
松本怜)

筑波大 0-3 中央大
[中]鈴木寛一2(29分=補・村田翔、62分=補・村田翔)、林容平(32分)

<写真>流通経済大vs国士館大、国士大・高橋(左)の至近距離からのシュートを流経大・林がストップ
(文・吉田太郎)

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