[高校サッカー・近畿まほろば総体]

　エース決勝弾で宮城工がV――。平成21年度全国高校総体サッカー競技(2009近畿まほろば総体、奈良)宮城県大会決勝が8日、宮城県サッカー場で行われ、宮城工と聖和学園が対戦。延長戦の末、宮城工が2-1で勝ち、2年ぶり7回目の全国総体出場を決めた。

　スポーツ報知によると、宮城工は、後半9分にU-18 JFA選抜のMF相澤瞬のゴールで先制。その後追いつかれたが1-1で突入した延長の後半4分、MF三浦慎之介のスルーパスに反応したFW鎌田啓嗣が一気にDFラインを突破。そのままゴール左隅に決勝ゴールを流し込んだ。今春には山形の練習参加も経験しているというストライカー・鎌田は「(全国で)2つ勝ちたい」と意気込んでいる。

【宮城】
[決勝]
宮城工 2-1(延長) 聖和学園

[宮城工の県大会成績]
6○0 築館
2○0 仙台一
1○0 東北学院
1○0 東北
2○1 聖和学園

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(文　吉田太郎)