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俊輔、遠藤ら5人が代表から離脱

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[6.10 W杯アジア最終予選 日本1-1カタール 日産ス]

 日本サッカー協会は10日のカタール戦後、MF中村俊輔(セルティック)、MF長谷部誠(ボルフスブルク)、FW大久保嘉人(ボルフスブルク)、MF本田圭佑(VVV)、MF遠藤保仁(G大阪)の5人が代表チームから離脱し、オーストラリア遠征に帯同しないと発表した。追加招集はない。

 長谷部は17日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦も出場停止ということもあるが、中村俊、長谷部、大久保、本田の海外組はオフが短く、十分な休みを取れないことを考慮しての判断。股関節痛を抱える中村俊、左ひざ痛を抱える大久保は、負傷も理由になる。遠藤は9日に右太腿裏肉離れと診断されており、負傷による離脱となった。

 大久保はカタール戦後、「(実家のある)九州に帰ります。まず(左ひざを)治したいですね」と話し、本田も「しっかり休んで来季に備えたい。2年半ぐらい休んでない。グランパスからオランダに行ってテストを受けて、2部に落ちて、五輪があって。休み方を忘れました」と笑った。

 6日のウズベキスタン戦で退場処分を受けた長谷部は2試合の出場停止処分となり、カタール戦に続いてオーストラリア戦も出場停止。3試合出場停止になれば、来年のW杯本大会の初戦にも出られないところだっただけに、「あれで3試合はないとは思っていたけど…。今は何とも思わない」と安堵の表情も見せていた。

<写真>オーストラリア遠征に帯同しないMF遠藤はカタール戦も欠場した
(取材・文 西山紘平)

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