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3試合ぶり復帰の玉田はシュート0、「気持ち良くできなかった」

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[6.10 W杯アジア最終予選 日本1-1カタール 日産ス]

 5月27日のキリン杯・チリ戦以来、3試合ぶりに先発したFW玉田圭司(名古屋)は不完全燃焼に終わった。FW岡崎慎司と流動的にポジションを変えて前線を駆け回ったが、シュートを1本も打てないまま後半22分にベンチに下がった。

 「コンディション不足は否めないし、まったく満足いくプレーはできなかった。(17日の)オーストラリア戦までに少しでもコンディションを上げて、みんなを納得させるプレーをしたい」

 チリ戦で右足首痛を再発させ、5月31日のベルギー戦を欠場。6日のウズベキスタン戦はベンチに入ったが、まだコンディションが戻り切らず、W杯出場決定の瞬間をベンチで見守った。自身が負傷で苦しんでいる中、FW岡崎慎司がゴールを量産するなど台頭。エースとしての存在感を発揮したかったが、不満ばかりが残る67分間だった。

 「気持ち良くできなかった。でも、前を向いていきたいし、まだオーストラリア戦がある。そこでいい内容、いい結果で締めくくられれば。こういう試合を繰り返しちゃいけない。次は相手の方が上だし、いい相手。大事にしたい」と気持ちを切り替えていた。

<写真>日本FW玉田
(取材・文 西山紘平)

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