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カズに並べず…4戦連発逃した岡崎「まだ未熟」

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[6.10 W杯アジア最終予選 日本1-1カタール 日産ス]

 カズに並ぶ4戦連発はならなかった。6日のW杯アジア最終予選・ウズベキスタン戦で日本をW杯出場に導く決勝点を決めるなど3戦連発中だった日本代表FW岡崎慎司(清水)は不発。決めれば、元日本代表FW三浦知良(横浜FC)と並ぶ4戦連発だったが、チーム最多の4本のシュートを放ちながら決め切れなかった。

 後半33分には鋭い切り返しから左足でミドルシュート。同37分にはMF本田圭佑の右クロスに下がりながらダイビングヘッドで狙ったが、ともにゴールの枠を捉えきれなかった。「シュートまでは行けたけど、決められなかった。まだ未熟だと思う」。らしさは見せたが、連戦の疲労もあり、動きにキレを欠いた。

 試合前の選手紹介でも、スタンドからひと際大きな声援が巻き起こった。日本代表の「新エース」として周囲の注目度も期待値も上がっている。同時に大きなプレッシャーものしかかることになるが、「FWだったら常に(プレッシャーを)受け続けるし、その中で決めないといけない。悔しい気持ちは強い。でも、ゴールに向かう姿勢は悪くなかったと思うし、次につなげたい」と胸を張り、前を向いていた。

<写真>カタールDFラジャブと競り合う日本FW岡崎
(取材・文 西山紘平)

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