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3連勝の新潟は次節川崎F戦、永田「早くやりたい」

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[7.4 J1第16節 柏0-4新潟 柏]

 アルビレックス新潟が3月7日の開幕戦(F東京に4-1勝利)以来の1試合4得点で快勝した。運にも味方された。前半7分にはMF松下年宏の右FKがDF村上佑介のオウンゴールを誘発。同ロスタイムの2点目もMFマルシオ・リシャルデスのミドルシュートがDF小林祐三に当たって角度が変わり、ゴールに転がっていった。

 後半2分にはFWペドロ・ジュニオールが圧巻の個人技で3点目を奪った。相手のパスミスをカットすると、「前を見たとき、DFが2人しかいなかった。2人しかいないなら自分で行こうと」とドリブルで駆け上がり、DF古賀正紘、小林祐を鮮やかにかわして左足でゴールに叩き込んだ。

 後半ロスタイムには古賀のハンドで得たPKをペドロが決めて4-0。高い位置からのプレスと組織的な守備で柏に自由を与えず、GK北野貴之の好セーブもあり、完封勝利を飾った。

 DF永田充は「気分のいい試合」と充実感を漂わせた。これで3連勝。暫定とはいえ、順位も2位に上がった。次節11日は暫定3位の川崎Fとの上位対決。「大事な試合。ああいう攻撃陣とやるのは楽しみだし、早くやりたい」と永田は力を込めた。鹿島を追撃するのはどちらか。4連勝で鹿島への“挑戦権”をつかみ取る。

<写真>新潟DF永田
(取材・文 西山紘平)

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